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こんな疑問に答えます。
私は大人になってから歯列矯正したのですが、その時に健康な永久歯を2本抜歯しました。
抜歯って怖いですよね。
親知らずであったり、虫歯がとんでもなく悪化してしまったり、さらには私と同じように歯列矯正であったり。意外と抜歯を経験する方って多いと思います。
ということで、今回は僕が抜歯をした時の体験談を書いていきたいと思います!
抜歯って痛い?
一番気になるのはこの部分だと思います。
結論としては抜く瞬間は全く痛くないです!心配いりません!この写真のように案外きれいに簡単に抜けちゃいます。
私も矯正医の先生から抜歯をすると聞いたことはビビっていましたが、終わってみれば大したことはなかったです。ひとまずこの点安心してください!
抜歯に必要な費用
病院によると思いますが、僕の場合は一本当たり5,000円でした。私の場合は保険適用外の歯列矯正だったのでこの程度です。
親知らずであれば、保険が適用できる場合が多いので、この3割程度の1,500円/本くらいでしょうか。
ただ、これはあくまで単純な「抜歯」の場合で、まだ生えきっていない親知らずを歯茎を切って取り出すとなるとその費用も全く変わってくるのでご注意ください。
大人になってから歯列矯正したときの抜歯の体験談
歯列矯正は子どものときにするのが一般的ですが、私の場合は大人になってから歯列矯正をしました。

その時に抜歯の体験をしたので、これから抜歯がある方はどうぞ参考にしてください!
何故歯列矯正で抜歯が必要なのか
歯並びが崩れてしまう原因の一つとして、あごの骨にすべての歯が収まりきらないというものがあります。
平たく言えば、あごの大きさに対して歯の面積が大きすぎるということです。
あごの骨に収まりきらなくなった歯は出っ歯になったり、一番奥の歯が明後日の方向を向いて全くかみ合わなくなる原因となります。
こどもの頃のに行う歯列矯正の場合、まだあごの骨が完成していないので抜歯をしなくてもあごの骨を拡張するなどして調整していくことが出来ます。
しかし成人になるとあごの骨も出来上がっているためそうもいきません。
あごの骨に対して歯が大きいので、単純に「抜歯」をしてすべての歯があごの骨に収まるだけの場所を確保してあげることが必要になります。
私もまさにこのパターンでした。私はあごの骨が小さめで、特に上の歯があごに収まりきっておらず、出っ歯になっていました。
そこで上の歯の前から四番目の歯を左右それぞれ1本ずつ抜いてから矯正の治療を始めることになりました。
抜歯当日の流れ
左右同時に抜いてしまうと抜歯後にしばらく何も食べれれなくなってしまうので、片側1本ずつ日程を分けて抜歯してもらいました。
いよいよ抜歯当日。まずは麻酔を打ちます。ここからは怖くて目をつぶっていました。笑
麻酔は本当にチクッとする程度。採血と同じレベルの痛みです。麻酔をした後、薬が効いてくるまでしばらく放置されます。
この瞬間がドキドキしました。。
麻酔が効いていることを確認したのち、いよいよ抜歯が始まります。
「どうやって抜くのかな?」と思っていたら、その方法はいたってシンプルでした。
ペンチです。笑
まさにちょうどいいフリー画像があったんで貼っておきます。こんな感じで先生が歯を抜いていきます。この人の歯並びはきれいですね。笑
「抜く」というと垂直に引っ張るイメージですが、そんな簡単に歯は抜けません。子どもの歯が抜けた時を覚えていますか?
だんだん歯がぐらぐらしてきて、最後は気合で引っ張って抜くあの感じ。抜歯はあれを3分くらいに濃縮して成し遂げます。
子どもの歯を抜いた時を思い出すと少しいたそうですが、冒頭に書いている通り、抜歯は抜く瞬間は全く痛くありません。
ただ、歯が抜ける時の音がめちゃめちゃリアルです。
先生がペンチを動かすたびに耳に直接「ミシっ、ミシミシミシっ」といった音が伝わってきます。
痛くないけど、とにかく怖いです。
音だけ聞くとものすごく痛そうなのですが、実際は本当に痛くないので、聴覚と痛覚がミスマッチを起こしてとても変な感覚です。
この不思議な時間をひたすら耐えていると、気づけば歯は抜けています。
しっかりと生えている健康な歯を抜くわけですから、結構な血がでます。
そこでガーゼみたいなものをしっかり噛んで、止血をし10分弱そのまま待ちます。
血が止まったことが確認できたら、抜歯はそこで完了。
先ほど抜いた歯は記念にプレゼントされました。笑
後日、反対側の歯も同じように抜歯しました。左右で担当する先生が違ったのですが、最初に抜いた時は5分程度、反対側を抜いたのは2分程度かかりました。
これは余談ですが、反対側を抜いた時の方が出血が少なかったし、治療後の痛みも断然早く引きました。
同じ治療をするにしても、お医者さんの腕ってのは大事なんだなーと実感しました。病院選びは是非慎重にすることをお勧めします!
抜歯後の注意点
抜歯後はしばらく血が出やすい状況なので、抜歯当日の激しい運動やアルコールの摂取などは控えなければなりません。
また、抜歯直後は麻酔がまだ効いているため、その間の食事はNGです。気づかずに自分の唇をかんで大変なことになります。。
また、食事が大変です。間違って抜いたばかりの何もない弱った歯茎で食べ物を噛んでしまうと、激痛です。血の味に変わります。笑
治療当日というよりも、個人的にはこっちのほうが痛かったですねー
抜歯は痛くないけど怖かった。。
体験談はここまでです。
とにかく伝えたかったのは、「抜歯」は痛くないということです!痛くはないのですが、少し怖いですね。自分でも書いていてちょっとぞっとしました。
大人になって久しぶりに行く歯医者がちょっと怖いなと思っている方もこの記事を見て安心してくれたらうれしいです!(むしろ怖くなったでしょうか?!笑)
以上です!ここまで読んでいただきありがとうございました!
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