プログラミングを勉強してみたいけど、何から始めていいかわからない人も多いはず。
この記事で紹介するのは、ディズニーのプログラミング教材であるテクノロジア魔法学校。子ども向けに見えるこの教材ですが、大人がやってみるとどんな感じなのか、無料体験して試してみました。
結論としては、プログラミング学習の導入として、大人にもおすすめできます。ただし、学習の効率性やコスパを優先する人にはおすすめできません。
この記事では、その理由を解説していきます。
筆者である私は、プログラミング学習歴1年未満の初心者ですが、15万円ほど支払ってプログラミングスクールのTECH::CAMPに通った経験があります。
一般のプログラミングスクールとも比較しながら、教材の質やコスパについて紹介していこうと思います。
Contents
なぜテクノロジア魔法学校は大人にもおすすめできるのか
テクノロジア魔法学校の概要
テクノロジア魔法学校は、独学&オンラインで進められるプログラミング教材です。
独学&オンラインのプログラミング教材はProgateやドットインストール等が有名ですが、それらとの大きな違いはストーリー性があること。
挫折率の高いプログラミング学習ですが、ディズニーのストーリーに沿ってゲームのような感覚で勉強を進められます。
学習の流れは以下の通り。
- ストーリー・謎解き
- スキルレッスン
- メインレッスン
- 実力試し
この繰り返しをしていくことで、プログラミングの基礎を学習していきます。
テクノロジア魔法学校で勉強できる言語は、主にWEBページを作るための言語や、デジタルアートのための言語などです。(HTML,CSS,JavaScript,Processing,shader)
これらのプログラミング言語は「見た目」を作る言語なので、自分で書いたコードがどのように動くか確認しやすいです。そのためプログラミング初心者にも、入門としておすすめの言語と言えます。
イメージがつかないという人はオープンキャンパス(無料体験)をやってみてください。完全な初心者でも、無料体験の中で下のようなデジタルアートを作れるようになります。
ミッキーの形をした図形が、マウスのカーソルに合わせて動いています。また、カーソルの位置によってミッキーの色が変化していくのがお分りいただけたと思います。
テクノロジア魔法学校がおすすめなのはこんな人
もしあなたがプログラミングを始めようと考えていて、ディズニーが好きならばこの教材はプログラミング学習にぴったりです。
教材のなかでは、以下のようなストーリーが扱われています。
- ズートピア
- アラジン
- 塔の上のラプンツェル
- 美女と野獣
- シュガー・ラッシュ
- リトルマーメイド
- リロアンドスティッチ
- 不思議の国のアリス
- くまのプーさん
- ベイマックス
- 白雪姫
- アナと雪の女王
- 眠れる森の美女
各ストーリーの中で発生する問題を、魔法(プログラミング)で解決していく流れ。
ゲーム感覚で進められるので、ハマってしまう人もいるでしょう。やってみた感想は、キングダム・ハーツと似ているという感じ。
ディズニーの教材というと、子ども向けのイメージがあるかもしれませんが、プログラミング初心者であれば大人も子どもも関係ありません。
ディズニーが好きでそのストーリーを楽しめる人であれば、年齢は関係ないと言えます。
テクノロジア魔法学校のデメリット
テクノロジア魔法学校のデメリットとしては、ストーリー部分が意外と長いこと。
これは「ストーリー性があって楽しめる」というメリットの裏返しになりますが、必ずしも効率的な学習であるとは言えません。
副業や就職のために、最短でプログラミング技術を身に付けたい人にとっては、むしろ普通のプログラミングスクールに行くほうがいいです。
テクノロジア魔法学校では、ストーリーを短縮してプログラミング学習に集中するモードも選択できます。とはいえ最大の特徴である部分をカットしてしまうくらいであれば、他の選択肢を検討することをおすすめします。
また、通常のプログラミングスクールであれば、オンライン・オフラインでスクールのメンターにわからない部分を質問できますが、テクノロジア魔法学校はその仕組みがありません。
わからない部分はネットで検索することもできますが、プログラミング初学者は「何がわからないか、わからない」状態がしばらく続くので、最初は辛いかもしれません。
とはいえ、テクノロジア魔法学校では、丁寧な解説とヒントの機能が付いているので、あまり心配しすぎなくてもいいでしょう。
テクノロジア魔法学校とプログラミングスクールの違い
テクノロジア魔法学校でプログラミング学習を始めるには、プログラミングスクールと同じくらいの費用がかかります。金額にして、約15万円程度。
先ほど書いたように、テクノロジア魔法学校では誰かに質問できるシステムがないため、どちらかというと独学に近いと言えます。
プログラミング学習は挫折率が高いという話はよく耳にしますが、挫折率の高さで言えば、独学→プログラミングスクール→テクノロジア魔法学校だと言えます。
意外かもしれませんが、プログラミングスクールで高いお金を払っても、途中で挫折して学習をやめてしまう人は結構な割合で存在します。
事実として、それを防ぐためにプログラミングスクールでは各生徒に担当の講師がついて、学習進捗を管理してくれたりする場合が多いのです。(それでも挫折している人が多いと聞きました)
一方で、テクノロジア魔法学校はどちらかというとゲームに近いので、挫折してしまう可能性は限りなく低いと言えるでしょう。
もしテクノロジア魔法学校でのプログラミング学習をを途中でやめてしまうとすれば、それは挫折というよりも「飽き」に近い感覚かもしれません。この辺りは、面白いと思って買ったゲームだったけどすぐに飽きてやらなくなってしまった感覚と同じです。
テクノロジア魔法学校のオープンキャンパス(無料体験版)
ここまで、テクノロジア魔法学校の概要を紹介してきましたが、言葉では伝わりにくく、実際にやってみないとわからない部分もあると思います。
テクノロジア魔法学校では、オープンキャンパスという名の無料体験があり、どのような形でプログラミング学習をすすめられるのか体験することができます。
ちなみに、無料体験で挑戦できるストーリーは「塔の上のラプンツェル」。
ここでは、塔の上のラプンツェルのランタン打ち上げのシーンを、プログラミングを使ったメディアアートで再現していくことができます。
以上です!ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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