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経理職って忙しい?上場2社で経理を経験してきた現役経理マンが解説します!

 こんにちは!はまちょうです。

 

 会社員でいる限りは、自分の意思に関係なく部署異動になることはよくあることです。そして、たとえ願っていなくとも経理に配属される人も少なくないでしょう。

 

 みなさんは「経理職」に対してどのようなイメージを持っているでしょうか。僕は経理に配属される前営業をやっていたのですが、その頃は経理は「めちゃめちゃ忙しい部署」というイメージがありました。

 

 この記事では、これから経理職をやってみたい人、または経理部への配属が決まって不安な人が抱いている「経理って忙しいの?」という疑問に、現役経理マンの僕が答えます。

経理職の業務の波

 一口に経理と言っても、自分がどの範囲を担当するかによって忙しい時期は変わってきます。よって押並べて「経理は忙しい」とか「経理は忙しくない」というのは難しいと言えます。これはどの職種についても同じでしょう。

 

 そもそも「経理は忙しい?」といった疑問がわくのは、経理が何をしているのかあまりイメージがつかないことが原因であると考えています。

 

 よって、まずは経理職が年間を通じて経験する3つの波、すなわち

①月次決算、

②四半期決算・中間決算、

③年度末決算

  の4つをご紹介します。

 

 経理職の1年を通じた流れを知ることができれば、具体的な忙しさのイメージもつきやすくなるでしょう!

 

 あくまで参考値となりますが、僕自身の残業時間も示していくので、ざっくりイメージをつかんでいただけたら幸いです。

月次決算

 この月次決算という業務は、法律等で定められている手続ではなく、その主な目的は内部管理です。

 

 月次決算とはその名の通り、毎月行われる帳簿の締め切り行為です。僕が現在勤めている会社では、毎月末~月初5営業日くらいのタイミングで月次決算の作業に追われます。

 

 この期間の残業量のイメージは2時間/1日程度でしょうか。「月次」ですから、この波が一年に12回来るということです。

四半期決算・中間決算

 これ以降は、法律に従って行う手続となります。ただし、中小企業等においては四半期決算・中間決算を実施していないところもあります。なぜなら、会社によって縛られる法律が異なるからです。

 

 上場している会社であれば、金融証券取引法基づき四半期決算を行わなければなりません。また、上場していない会社であっても、規模の大きい会社(資本金5億円以上または負債200億円以上)は四半期毎に決算を行う必要があります。

 

 その他にも事業計画の進捗管理目的で四半期決算を行っている会社もありますし、四半期まではやらないけど年に2回(中間&年度末)だけはやる会社もあります。

 

 先ほど紹介した月次決算が内部管理目的であったのに対し、四半期決算・中間決算の主な目的は外部開示目的です。四半期・中間決算の実施根拠である「金融商品取引法」という法律の名前からもなんとなくイメージがつく通り、債権者である株主のために実施されるという立て付けです。

 

 「主な」目的は外部開示ですが、その数字は内部管理目的にも使用されます。年度当初に立案した事業計画の進捗をはかり、計画の上方・下方修正を行ったりもします。

 

 「四半期」に行われる決算なので、業務の波としては年に4回来ます。年度始まりが4月の会社のパターンで例えると、7月・10月・1月・4月です。

 

 この各月に行われる帳簿の締め切り行為を四半期決算と呼び、その中でも特に4月に行われるものを「年度末決算」、10月に行われるものを「中間決算」と呼んでいます。

 

 四半期・中間決算の繁忙期は月初~3週間程度です。この期間の残業量は平均して3時間程度でしょうか。締め日や暦の関係でどうしても休日出社しなければならない場合も存在します。

年度末決算

 どんな会社でも必ず行わなければならないのが年度末決算です。年度末決算は会社法の定めに従い実施されます。上述したように、四半期決算を行う会社であれば、4月に行われる決算を特に「年度末決算」と呼びます。

 

 四半期・中間決算と比較して、年度末決算は行う業務の量が増えます。その理由は、四半期では簡便的な扱いが許容されているものの年度末は厳密な処理が求められてる場合があったり、そもそも年に一回しか行わない処理があったりするためです。

 

 さらには年度末には法人税の申告作業等の税金周りの業務も膨大になってくるので、この時期はさすがに忙しくなります。

 

 年度末決算の繁忙期は月初~5月初めくらいでしょうか。僕の場合、この期間の残業時間は平均して3時間程度です。

何故経理は忙しいと思われがちなのか

 上記の3つの波をご覧いただいてわかる通り、経理は繁忙期と非繁忙期がはっきりしています。また、参考に示した残業時間をご覧いただいてもわかる通り、そんなに残業数が多いようにも思えません。

 

 一般的な経理のイメージは「決算」だと思いますから、特に忙しい時期にフォーカスして「経理は忙しい」と思われがちなんだと思います。

 

 もちろん決算期に忙しくなるというイメージは間違っていませんが、それ以外は結構暇な時だってあります。

 

 例えば、上記の3つの波どこにも当てはまらない8,11,2月の中旬はかなり自由に休みがとれます。

 

 休みの取りやすさは会社によりけりかと思いますが、少なくとも僕が務めてきた2社ではこの時期にみんなで一気に有給を消化しています。

 

 やるときはやる。やらないときはやらない。こんな感じでメリハリをつけて働きたい方には経理が向いていると言えます。

おわりに

 繁忙期があるのはどの職種も同じです。ただ、経理は他の職種よりもそれがはっきりしているので、忙しいというイメージを持たれがちなんですね。

 

 メリハリをつけて働きたいという方には経理はおすすめできるかもしれません!経理職に興味はあるけど、最近のニュースを見てその将来性が心配なんて方もいると思います。そんな方はこれ経理職の将来性は?今から目指しても大丈夫?現役経理マンが解説もぜひ読んでみてください。

 

  以上です!ここまで読んでいただきありがとうございました!