20代中盤になってくると周りがどんどん結婚し始めて。20代後半になってくると周りがどんどん妊娠し始めて。
人によってライフプランは違うけど、学生時代の友達がお父さん・お母さんになっているのをみると、自分も早く子どもが欲しいなーなんて思ったりします。
「 子作りはしているけどなかなか子どもができない。もしかして不妊なのかな」
「 不妊治療始めてみたいけど、周りのみんなはどうしているんだろう」
こんなことを考えている人は多いのではないでしょうか。
一方で、20代で不妊治療を始めるのは未だ早すぎるという意見の人もいるかもしれません。
ということで今回は、僕たち夫婦が不妊治療をはじめたきっかけをご紹介することで、「 同年代の夫婦はこんなこと考えて不妊治療を始めてるんだ」程度の参考になれたらという想いで書きます。
Contents
妊活初期
僕たちが妊活を始めたのは昨年の8月のことでした。おととしの8月に入籍してからちょうど一年後のこと。
その間の一年では、結婚式・新婚旅行・転勤・妻の転職等々、非常に内容の濃い一年を送っておりました。
人生における一大イベントを終え、夫婦ともども新しい環境に慣れて落ち着いたとき、2人の会話の中で「 落ち着いてきたから子どもがほしいね」そんな会話も増えてきて。
当時は特に何も考えず、「やることやっていればそのうちできるだろう」くらいに考えていました。
適当に聞こえてしまったかもしれませんが、一応妻には基礎体温を毎朝計ってもらって、よくあるようなスマホアプリで管理するくらいのことはしてました。
僕の周りの友達も、基礎体温計って狙い撃ちで一発でできたみたいな人もいたので、これくらいやっていれば十分かなとも思っていました。
そんなこんなで3か月くらい上記の方法で妊活を続けていました。
子宮筋腫の発覚・不妊治療の開始
見出しが少し大げさに見えますが、我が家にとっては大きな事件が起こりました。
ある日の朝、妻が「 生理じゃないと思うんだけど血が出てる」と伝えてきました。僕もあまり知識があったわけではないので「ひとまず病院に行っておけば」くらいに返答した記憶があります。
その日の昼、LINEに妻からのメッセージが着信。
検査の結果が出たんだなと思ってメッセージを開くと「 子宮筋腫だった」と。
まさかそんな病気だとは思ってもみなかったし、そもそも子宮筋腫がなんだかよくわからなかったし、その時の感情としては、とにかく恐怖しかなかったです。
その日の夜、家に帰って詳細を聞きました。子宮筋腫というのは悪性の腫瘍ではなく、小さいものも含めれば30代の女性の3割くらいが抱えている病気であること、さらに 妊娠・出産も問題なくできることなどを知りました。
ただし、私の妻の場合は、筋腫の大きさが少し大きく、加えてその場所もよくなかったらしく、子どもを作るなら早いほうがいいというアドバイスを産婦人科の先生からもらいました。
というのも、筋腫は卵巣から分泌されるホルモンによって着々と大きくなっていくものらしいのです。
だから、妊娠を望んでいなくて筋腫がある場合であれば、筋腫ごと子宮を摘出する場合が多いとのこと。
子宮筋腫の症状としては、月経痛や月経以外の出血・腰痛や頻尿などがあるそうです。妻の場合は、今回の出血だけでなく、以前から悩んでいた月経痛も、今回発覚した子宮筋腫が原因であると診断されました。
2019.03.03追記
後日別の病院で検査しなおした結果、子宮筋腫ではなくPCO(多嚢胞性卵巣症候群)という病状でした。
詳細はこちらに書いています。
卵管造影検査と不妊検査結果の説明をうけた【妊活・不妊治療・ブログ】
悪性ではなかったにせよ、 まさか自分たちの身にこんなことが起きるとは思ってもいませんでした。もしなにか心あたりがあるようであれば、すぐに病院に行くようにしてくださいね。
そんなこんなで私たちは先生のアドバイス通り、妊活を本格的に始めることにしました。
ここでいう「本格的に」というのは、自分たちの力だけでなく、病院に通って不妊治療を受けるという意味です。
WHOによると、不妊の定義は「避妊をしていないのに12ヵ月以上にわたって妊娠に至れない状態」とされています。
上記の定義に厳密に照らし合わせれば、僕たち夫婦は「不妊治療」にあたるかよくわからないのですが、子宮筋腫がある以上、子どもができにくいということは間違いないようです。
この後僕が転職し、引っ越しすることになったので、実際に2人で病院に通い始めたのは、また別の病院になります。
複数の病院を経験して、病院を選ぶ際のポイント的な部分もわかってきたので、その辺は下記に書いています。
通ってみて実感した、不妊治療の病院・クリニック選び方のポイント3選!【妊活】
さいごに
一方でこういう話題はデリケートな問題なので、なかなか身近な例を探すということも難しいと思っています。
このブログをご覧いただいてるのは、そんな方が多いと思っているので、ネット上だからこそできる双方向のコミュニケーションなんかが出来たらうれしいです。
コメントを頂ければ、僕たちの経験から応えられることであれば力になりたいと思っています。
それでは今回はここまでです。つたない文章ですが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
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