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転職して1年たったので感想をまとめる

定年まで勤めるつもりで入社した会社を転職してもうすぐ1年が経ちます。

転職をしてみて、良くも悪くも1年前の自分とは考え方が大きく変わりました。

転職を考えている人に参考になる部分もあると思うので、とりとめもなく書いていきます。

転職する前の会社と転職した後の会社

興味はないと思いますが、これから話すことの前提になる部分なので、筆者の環境を簡単に紹介します。

 

私はもともと超安定志向の人間だったので、新卒時代に面接を受けたのはインフラ企業がメインでした。

運良く通信インフラの会社にひっかかり、ここで5年程度働くことになります。

ここの会社は規模が大きく、今では少し珍しいくらい年功序列・終身雇用が前提になっていました。

古い日本の企業特有の飲み会・イベントの多さはあったものの、業界の未来も明るく会社の業績も安定していたので、路頭に迷うような不安はありませんでした。

しかし、将来のキャリアのことを考えると不安なことが多かったので転職を決意しました。この辺りの詳細はこちらの記事に書いています。

転職後の企業はだいぶ規模が小さくなりました。売上高にすると前職の1/10くらい。

とはいえ前職の売上高が兆単位の企業だったので、転職後の企業もそこそこの規模があります。

 

世間的には「大企業」として括られるのかもしれませんが、会社が変わったことで環境・考え方が大きく変化したので、その辺りをまとめていきたいと思います。

転職して1年たって気づいたこと

会社の規模は大事

ここでは大企業がいいとか、ベンチャーの方がいいとか、そういった議論をしたいわけではありません。

自分の仕事スタイルにあった規模の会社を選択することが大切であると感じています。

 

例えば前職では1つのことを決定するために、担当者が資料をつくり、係長にあて、課長にあて、部門長にあて、・・・

案件の重要性によってどこまでエスカレーションするか異なるものの、資料作成→説明のステップは必須でしたし、担当者の裁量で決定できる範囲は非常に限られていました。

部を横断するような案件であれば、必ず然るべき位の上司間でやりとりし、担当者が表に出ることはほとんどありません。

 

一方で現職では担当者の裁量がグンと広がりました。

前職に比べて人が少ないので、自分で「決定しなければならない」ことが増えたといった方がいいかもしれません。

 

現職と前職でどちらの方がいいかは、人によって変わってくると思います。

自分の決められた責任の範囲で着実に仕事をこなしていきたいのであれば前職の方がいいですし、多少専門外の部分でも決定権を持ちながらスピード感を持って仕事を進めたいのであれば現職の方が向いています。

 

文章にすると伝わりにくいのですが、仕事の進め方は本当に変化が大きかったです。

売上高の規模で1桁かわるだけでこれだけ変わるので、まだまだ自分の知らない世界があるんだなーと思っています。

 

会社のために頑張ることの無意味さ

前職では終身雇用が前提だったため、社内における人間関係に非常に気を使う必要がありました。

自分の目標としているキャリア(ライン)で生き残りたいのであれば、えらい人に好かれることは必須です。

そのため飲み会があれば必ず参加していましたし、休日に行われる社内行事やボランティアにも全て参加していました。

今ではとても考えられませんが、当時は周りもみんな同じだったので、この状況を当たり前だと信じ込んでいたのです。

実際にこうした涙ぐましい努力が実を結んで、ある程度のポジションまでは出世していくケースが多かったので、あながちこういった人生も間違いではないのかもしれません。

 

しかし会社都合で何度か転勤を繰り返すうちに、突然「なんのために頑張っているのか」わからなくなりました。

結婚して妻に仕事をやめてもらってまで転勤して、挙げ句の果てに会社の飲み会ばかりで妻は縁も所縁もないない土地でひとりぼっちです。

一番身近な人の存在をおろそかにして、ただその会社でえらいだけのおじさんばかり大切にする生活に、ようやく疑問を感じるようになったのです。

幸いなことに転職先はすぐに決まったのですが、前職でいやいや参加していた飲み会や社内行事は、今となっては何も自分のためになっていません。

 

現職ではそもそもこういった飲み会やイベントが少なくなりましたし、たまに企画されたとしても無理していくことをやめました。

毎週飲みに行かなくとも仕事をする上では全く支障はありませんし、逆にそれで支障が出るくらいならまた転職すればいいと思っているくらいです。

一度転職すると転職へのハードルが異常に下がる

転職する前は、どんなに嫌でも「会社に行かなければならない」という謎のプレッシャーに追われていました。

実際にそこまで会社に行くのが嫌になったことはないのですが、定年まで働くことを考えると、一度でも精神的に潰れてしまうとその後のキャリアに響くことは間違いありません。

 

一度転職を経験した今となっては「どうしても行きたくなくなったら、また転職すればいい」という考えに変わりました。(当面そのつもりはありませんが)

この発想の転換は意外と大事で、日常における仕事へのプレッシャーも段違いです。

この点が、今の自分と転職をする前の自分で一番変化があった点です。

必ずしも転職が成功するとは限りませんが、選択肢として持っている人は強いと感じます。

こちらも一度転職を経験してみないとなかなか共感を得ることが難しいかもしれませんが、感覚的に言えば、今の自分にとっての転職のハードルは、前職で部署異動を希望するのと同じくらい低いです。

おわりに

転職してからの1年間はあっという間でした。

新しい会社の仕事になれるまではそれなりに苦労しましたが、それ以上に、この記事で書いたような気づきを得られたことは今後の人生において大きな糧になりそうです。

 

無為に転職を進めるわけではありませんが、会社に行くのが嫌な人・将来今の会社で働き続ける自信がない人は「転職」という選択肢を持てるようになるだけで、だいぶ気持ちが楽になるのではないでしょうか。

 

以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました!